海外の医療現場に、カネカ製品を届けたい。
学生時代、アメリカのボストンに短期留学をしたことがあります。海外に目を向けるようになったのは、友人と訪れた旅行先で自分の英語力のなさにがく然とした時から。英語を自由に話せればもっとコミュニケーションがとれる。その国のいいところを知って、日本のいいところを伝えることができると考え、英語に関してはかなり時間をかけて勉強しました。
そうした中で知った、カネカメディックスの「Made in Japan」のものづくりは、将来、私が取り組みたいことと完璧に合致していました。社会貢献度の高い事業に携われることも魅力でしたし、外資系企業が多い医療機器業界で国産メーカーとしての独自性を持ち、キラリと光る製品力と技術力で勝負する姿勢に惹かれて入社を決意しました。
目標は、既に海外展開をしている当社の製品をさらに拡販し、世界の医療現場をより良くすることです。そのためには、高度な専門知識とマネジメントスキルを身につけることが絶対条件。結果を積み重ね、貪欲にキャリアアップを狙っていきたいと考えています。
社内の風通しのよさが、背中を支えてくれます。
入社からずっと、ニューロバスキュラーマネジメントチームに所属し、脳外科の医師を対象に脳血管内治療デバイス(血管に細い管を入れて脳疾患を治療する医療機器)の提案をしています。当初は、医師の要望を聞き出し、ニーズを探り、提案することばかりに注力していましたが、なかなか思うような結果にはつながりませんでした。少し一方的だったのかもしれません。その後やり方を変え、医師とお話する機会を増やし、情報を定期的に発信するうち、いつの間にか医師の方から問い合わせをいただけるようになりました。医療機器のプロとして認めていただき、信頼関係を深めていけるのもこの仕事の醍醐味だと思います。「カネカメディックスの製品があったから患者さんが助かったよ」「Nさんの提案があって良かった」という感謝の言葉がなによりうれしいですね。
新人のころは専門的な知識などありませんでしたから、分からないことがあればその都度、先輩をつかまえてしつこく確認したり、多くの資料や文献を読みあさりました。また、医療現場で製品がどのように使われ、どんな効果や、課題があるのかを理解するうちに、医師とも有効なコミュニケーションがとれるようになっていきました。
カネカメディックスは、「こういう仕事がしたい!」と、自分のやりたいことをしっかり表現すれば必ずチャンスをくれる会社であると実感しています。社内の風通しが良く、上司や先輩に意見やアドバイスを求めやすい雰囲気です。私も営業活動における手段・方法のアドバイスをたくさんもらい、ずいぶん助けられました。今度は私がサポートしますので、困ったことがあればいつでも頼りにしてください。一緒に仕事をするのを楽しみにしています。
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私と製品
私が取り扱っている主力製品といえば「脳動脈瘤治療用塞栓コイル」ですね。《柔らかく、つぶれやすい》という特徴を活かして、繊細な血管の中でしっかり仕事をしてくれるというコメントが担当医師から寄せられています。構造や機能、操作方法をレクチャーするハンズオンセミナーでも好評ですよ。
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オフタイムの過ごし方
仕事の充実にあわせて、家族との時間をしっかり持つようにしています。入社以来、子供を連れて3回海外旅行に行ってきました。しっかり休みをとって、メリハリをつけながら仕事に打ちこむため心身ともに健康そのもの!家族も自然と笑顔でいてくれます。