製造本部

A・S

迷ったときは挑戦する

次第にやりたいことが見えてくる

2001年入社

製品の品質と信用を守る、最後の砦。

  • 製品の品質と信用を守る、最後の砦。

製品の加工(組み立て)工程の管理者を10年間務めた後、現在は出荷前の最終工程である製品パッケージの二次包装の生産管理をしています。月ごとの生産計画にもとづいて製品を作り、パッケージングして全国に発送していきますが、品質管理には万全を期します。また、当社の全製品を多種多量に扱っているため、封入する製品とパッケージに間違いのないよう細心の注意を払います。これまで大きな事故もなく生産できているのは、すべて所長をはじめ、パートスタッフや現場社員の努力があってのことだと感じています。

 

大切なのは、スタッフ一人ひとりとのコミュニケーションと行動です。周りには経験豊富なパートスタッフや社員がたくさんいますから、わからないことや疑問が生じたらそのままにせず、すぐに動くことが重要です。そうした積み重ねが絆を育み、専門性を高めていくことにつながります。人々の健康を守り、命を救う製品を扱いますので、仕事上のミスは絶対に許されません。一つひとつ丁寧に確認を怠らない、責任感と慎重さが問われる仕事だと言えます。

 

こうした地道な取り組みが評価され、創立記念式典で事業所長賞をもらうことができました。間違いのない製品を納期どおり確実に世の中に送り出すという、私たちにとっては当然のことですが、工場のスタッフ全員の意識の高さと普段の努力が評価されたことは、本当にうれしかったです。

やらないで後悔するよりも、やってからの反省を大切に。

  • やらないで後悔するよりも、やってからの反省を大切に。

神奈川事業所は、地域に根づいた企業経営と、スタッフとその家族のことを考えた会社づくりに取り組んでいます。その一環として、毎年8月末に夏祭りを開催していて、従業員の家族、他事業所の社員、地元の方々など、参加者は1,000名を越しています。さらに多くの方に集まっていただけるよう、これから新しく加わる皆さんと一緒に盛り上げていけたらいいですね。

 

とても良い職場環境ですが大変なこともあります。今では成長機会の一つと振り返れますが、やはり“コミュニケーション”は仕事をする上で永遠の課題です。一緒に仕事を進めるスタッフと意見が合わないときなど、誤解されずに自分の考え、真意を伝えるのは難しく苦労します。学生時代の友達同士なら気をつかわなくて済んだこともそうはいかず、思えばずいぶん失礼な物言いをしてしまったことも多々あったと反省しています。ただ、そのたびにアドバイスをくれる先輩や助けてくれる同僚がいて、少しずつ、仕事を円滑に進めるコミュニケーションのあり方がわかってきました。周りのスタッフには本当に感謝しています。これからも柔軟な考え方とコミュニケーションを大切に、質の高い製品を作っていきたいと思っています。

  • 私と製品

    現在担当している二次包装業務は製品化の最終工程にあたります。当工場から出荷している主力製品「脳動脈瘤治療用塞栓コイル」をはじめ、数々のプロダクトが私たちの手を経て世の中で使われるため責任は重大。最終チェックを担うプロとしての意識を徹底しています。

  • オフタイムの過ごし方

    最近は部屋の模様替えやインテリアのコーディネートに夢中です。既製品を買ってきて置くのではなく、簡単なものは自分で作っちゃいます。次はテレビ台ですね。居心地のいい空間を思い描いて、理想的な生活に近付けていくことがいい気分転換になっています。