世界に向けて“日本のものづくり”を広げていく。
アメリカの大学を卒業し、そのまま海外で就職することも考えていましたが、就職活動をする中で「Made in Japan」の製品・技術を世界に発信する仕事がしたいと思うようになりました。そこで業界屈指の技術力の高さを誇り、海外に販路を持つカネカメディックスであれば、海外経験や英語を活かした営業ができると思い入社を決めたんです。
1年目はエンドバスキュラー、2年目以降は血液浄化チームで営業を担当していましたが、マーケティング室で血液浄化製品担当を経験した後、現在は営業DXチームに所属しており、営業周辺業務について簡素化・効率化の推進や営業支援ツールの管理、機能向上を担当しています。またIoT技術を使用したツールの導入も行っており、日常業務の困りごとをヒアリングし課題解決につながるツールを新規導入することで営業・マーケから「面倒な作業が減った、効率的になった」と感謝してもらえる時にやりがいを感じます。
育児をしながら働く女性社員を支えたい
営業DXチームには私と同じく、産休・育休から復職して活躍しているメンバーもいます。ただ、私自身最初の子どものときは自ら希望して営業を続けさせてもらっていました。急にお休みをいただくこともありましたが、チームメンバーの協力や理解もあってお客様に迷惑をかけることも少なかったかと思います。
その後、2人目の出産から復職するタイミングで上長と相談をし、営業経験を活かせる内勤ポジションのマーケティング室に異動させてもらいました。広い視野で営業支援ができる仕事に興味があったことと、社内とのやりとりが多い部署であれば育児をしながらでも仕事が続けられると考えたからです。
実際、現在は時短勤務と在宅でのリモートワークがメインです。「こういう働き方なら育児と両立できる」という意見を聞いてもらった上で、実現可能かどうか、どうやったら実現できるかを検討してもらえたのがとてもありがたかったです。
これからは、子育てと仕事を両立したい女性社員から、気軽に相談してもらえる存在になりたいですね。最近では新卒採用に力を入れていることもあって、性別を問わず若い世代の社員が増えてきています。20代のメンバーに「こういう働き方もできるんだ」と思ってもらえるようなロールモデルとして、仕事もプライベートも充実させていきたいです。
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私と製品
「それまでは夜に寝ることすらつらかったけれど、『吸着型血液浄化器』のおかげで鎮痛剤なしで朝を迎えられるようになりました。本当にありがとうございます」という患者さんの声が忘れられません。患者さん一人ひとりの暮らしに寄り添い、QOL(※)向上に貢献できるこの仕事を誇りに思います。
※Quality Of Life:生活の質 -
オフタイムの過ごし方
休日は友人と家族ぐるみでバーベキューやキャンプでアウトドアを楽しんだり、少し足をのばして温泉旅館に泊まったりしてリフレッシュしています。普段は仕事と子育てでバタバタしているので、オフタイムにはしっかり回復するよう心がけています。